読む映画
「感想」に毛の生えた程度のレビューをシコシコ書いています  ネタバレだらけなので、未見の方はご注意ください~
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海を飛ぶ夢
2004年 スペイン・フランス・イタリア合作
TOHOシネマズ南大沢にて鑑賞
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 久しぶりに劇場で鑑賞。最近映画館になかなか足が向かなかったので公開作品のチェックすらまったくしていなかった。ゴールデンウィーク、久しぶりに映画館行くか~と公開作をチェックしてみたところ、かなり高評価の作品だったので、さっそく観に行くことにした。

 重い映画だというのはわかっていたものの、予想以上に重い作品だった。「尊厳死」という、とってもデリケートで難しいテーマを真正面から描いているのだから当然なのだが。

 若い頃の事故のために、30年近くも肢体不自由の体で生きてきたラモンは、「尊厳死」という選択を選ぼうとする。スペインでは尊厳死が認められていないため、裁判による法改正という大胆な手法で正々堂々と尊厳死を遂げようとしている。

 そんなラモンと、彼の周りの人々の心の葛藤がテーマになっている。ラモンの意思を尊重するのであれば、彼に尊厳死を遂げさせてあげるのが道理だろう。しかし、何十年もラモンを介護し、心の通じ合った家族たちが、「はい、そうですか」と簡単に尊厳死を受け入れられるはずもない。

 仮に自分の肉親が事故で肢体不自由となり、尊厳死を求めていたとしたらどうだろう。その生きる苦しみを理解できたとしても、やはり尊厳死というのは受け入れがたいことだと思う。

 ラモンの場合、四肢は不自由だが、頭脳は極めて明晰で、意志がしっかりとしている。そんな条件ですら、尊厳死を受け入れるのは難しい。
 先日アメリカで大騒ぎになった事例もあったが、本人が植物人間状態で意志を周りに伝えられないような状態であれば、なおのこと難しいだろう。
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実在の人物の生涯を元に、尊厳死について扱った映画。見終わってからいろいろと考えて、結局何が正しいのか自分には結論づけることが出来なくて気が重くなってしまった。「安楽死」と「尊厳死」というのは違うことなのであろう。植物人間となってしまった患者の生前の意思表
2005/12/02(金) 10:38:12 | 練習オタクの日々
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