読む映画
「感想」に毛の生えた程度のレビューをシコシコ書いています  ネタバレだらけなので、未見の方はご注意ください~
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
幸せになるためのイタリア語講座
2001年 デンマーク映画
テレビ録画にて観賞
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 先日、「しあわせな孤独」というデンマーク映画を観た。ずいぶんと地味な作品だったが、緻密な人物描写が印象的な作品だった。

 同じくデンマーク映画のこの作品、やはり地味ではあるものの、人物描写がとても緻密な作品だった。最近の私はオトナになったせいか(老けただけ?)、こういう作品にとても惹かれるようになった。

 登場人物たちは皆、人生があまりうまくいっていない。
 新任神父アンドレアスは、前任の神父の執拗な嫌がらせに遭っている。元サッカー選手のハルは、カッとしやすい性格が災いして仕事をクビになってしまう。ホテルマンのヨーゲンセンは、上司に命令され、親友のハルをクビにする役回り。美容師のカーレンは、アル中の母がカネをせびりにくるのにウンザリしている。パン屋のオリンピアは、病気の父の神経質さと過干渉にビクビクし、疲れきっている。

 そんな彼らが、市役所の「イタリア語講座」でつながり、徐々に連帯感や恋心も芽生えてくる。決して若くない彼ら、夢や希望をなかなか抱けない人生を送りながらも、「イタリア語講座」という非日常にいる時間だけ、少しだけ心を安らげることができる。
 そういう姿に、30代になってしまった私は共感を覚えるのかもしれない。

 人生って、楽しいこともあるけれど、辛いことも同じくらいある。人によっては、辛いことのほうがずっと多いのかもしれない。
 そんな人生のなかで、ささやかな幸せを大事にして生きていくことがどれだけ素晴らしいことか。そんなことを教えてくれる作品だった。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://ryochi.blog2.fc2.com/tb.php/70-ed7a48c0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。