読む映画
「感想」に毛の生えた程度のレビューをシコシコ書いています  ネタバレだらけなので、未見の方はご注意ください~
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この素晴らしき世界
 「ナチス支配下のチェコで夫婦がユダヤ人の青年をかくまう」という設定からして、いかにも重くて鬱陶しいように思えるが、ところがどっこい、とても素晴しき映画だった。

 確かに時代背景は重いし、ストーリー展開も重い。いや、だからこそ、そこここに散りばめられたユーモアが生きている。

 チェコというのは、昔から何でも笑い飛ばしてしまおうという気質がある土地なのだという。それは常に近隣の大国の支配に脅かされてきた小国の生きる知恵らしいが、そのチェコ人の気質がうまく表現されている。

 「ナチス支配下のチェコ」という、あまり日本人が知りえない世界を描かれているだけでも、私にとっては興味深い。

 いつも思うのだが、この作品のような良質な作品ばかりがラインナップされている岩波ホールの観客がジジババばかり(失礼)なのは、もったいない。ワカモノも岩波ホールに足を運ぼうではないか
2000年 チェコ映画
岩波ホール
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