読む映画
「感想」に毛の生えた程度のレビューをシコシコ書いています  ネタバレだらけなので、未見の方はご注意ください~
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マダガスカル
2005年 アメリカ映画
レンタルDVDにて鑑賞
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 オコチャマ向けの映画だと思っていたのであまり期待もしないまま観始めましたが、素直に笑える楽しい作品でした。
 オコチャマにはちょっとわかりにくいかなぁという描写もあり、「いったいどういう層をターゲットと考えてるんだろう」という疑問は抱きましたが。

 たまにはこういうリラックスして観られる映画もいいもんです。
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テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

キング・コング
2005年 ニュージーランド・アメリカ合作
TOHOシネマズ南大沢にて鑑賞
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 アクション系映画にあまり関心が向かない私ですが、あまりにレビューサイト等での評価が高く、しかも監督がピーター・ジャクソンだということもあり、この作品は楽しみにしていました。

 いや~、評判どおり、物凄く楽しめる作品でした。
 3時間30分あまりの作品なので、途中ダレるかなと思っていたのですが、ずっと緊迫しっぱなし。
 恐竜に追いかけられたり、コングが恐竜と格闘したりというシーンには、文句なしに引き込まれました。

 もともとピーター・ジャクソンが、オリジナル(1933年)版の大ファンだったことでリメイクされた作品なのですが、彼のオリジナルに対する愛というか、リメイクしていて楽しくて仕方がない、という気持ちが溢れてくるような作品でした。
 私はオリジナル版を見たことないので、どちらが優れているのかはわかりません。
 隣席に座っていた10歳くらいの子が、「やっぱりオリジナルの方がイイよね」とエンドロールが終わったときにボソっとお父さんに呟いたのにはずっこけそうになりましたが・・・。

 ラストシーンで、監督ジャックが「美女がコングを殺したんだ」というような台詞がありますが、この台詞に引っかかったヒトは多いようですね。私も引っかかりました。
 原語(英語)では”It was beauty killed the beast.”って言っているんで、もしかしたらこの”Beauty”は「美女」ってだけではなくて、「美しさ」「美しい景色」のことも指しているのではないかと個人的には思っています。
 と言うのも、コングが審美眼を持っているということは、島で夕日を眺めるシーンから示唆されています。
 コングがビルに登って飛行機と格闘する前も、コングは頂上から遠くをぼーっと眺めています。
 だから、「女性や景色の美しさを感じる知能を持ってしまったがために、コングは死んでしまったんだ」という意味なのではないかと思ったのです。

 ネット上でもこのあたりのことは議論されていて、上記のような解釈は「深読みしすぎ」とバッサリやられてしまっていますが、本当にただ「深読み」でしょうか?
 そう読まないと、彼の台詞の意味はバカバカしい発言でしかないように思うのですが・・・。
初恋のきた道
2000年 アメリカ・中国合作
テレビ録画にて鑑賞
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 文革後の中国の農村でのピュアなラブストーリーという、ある意味ベタな設定の作品ですが、泣ける映画でした。

 ベタベタのロマンチックなラブストーリーで、出てくる人はいい人ばかり。こりゃちょっと中国の農村ってやつを美化しすぎてはいませんか、と突っ込みたくなる気持ちを抑えながら見ているうちに、いつの間にか引き込まれて涙を抑えることができなくなってしまいました。

 とにかくチャン・ツィイーが魅力的。かの”アジアン・ビューティー”チャン・ツィイーが、この映画では三つ編みで着膨れした農村の少女を演じています。現在の彼女の洗練された姿しか知らない私なんかにとっては、三つ編み姿だけでも新鮮です。肩を揺らして走る、運動音痴バレバレのイケてない走り方も。

 チャン・ツィイーって、表情の表現力がとても豊かな女優だったんですね。この作品では、チャン・ツィイー演じる少女のピュアな心がキモなのですが、「好き」とか「愛してる」とか「私を見て」とか、そんな言葉をまるで発しないながら、とにかく「先生」のことが好きで好きで仕方がない気持ちが十分に伝わってきました。

 声をかけることもできず、遠くから見ているばかりの彼女に対して、「要するにストーカーじゃん」と感じる人も多いようですね。でも、自由恋愛のできない当時の中国で、恋愛がこういう形をとらざるをえないということを理解できないのかな、と不思議に思います。

 彼女の出ている作品自体に魅力を感じたことがなく、演技を見たのは今回が初めてだったのですが、今さらながら”チャン・ツィイー”という素晴らしい女優を発見した喜びを感じました。

 ストーリー面では、上述したように「中国の農村を美化しすぎでしょ」と思わずにはいられませんでしたが、そう思っていながらも、人々の優しさに打たれました。
 ベタではあるのだけど、夫を亡くした老母の愛情、老母のことを慮る息子の気持ち、そういった人間の優しさがストレートに描かれていて、涙してしまいました。

 これが日本の農村なら、「美化しすぎだろ!」という感覚ばかりが先に立ってしまったでしょうが、「中国の農村」という、近そうで遠い世界のお話なので、「こういうのもありえなくはないのかもしれない」と思っていられたのでしょうね。

 最後にひとつ。
 故人を偲ぶ人たちの手で、延々と棺を運び、埋葬する。
 非合理的だけど、とてもいい慣習だなぁと思いました。

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